HHCH等、合成化合物「ハイコンパウンド」の所持、使用、流通の即時禁止を強く求めます。
日本のカナビス産業における倫理的リーダーである一般社団法人日本カナビス産業協会(MAJIC)は、最近の日本において頻発している事例を受け、特にHHCHなどの合成化合物「ハイコンパウンド」の規制を強く求めます。
背景:
MAJICは、日本のカナビス産業を倫理的に導き、発展させることをビジョンとして設立され、カナビス産業における業界基準の策定、安全性の確保、コンプライアンスの徹底、透明性の確保に焦点を当てています。当協会は、日本経済に積極的に貢献するというコミットメントで結束した日本の合法的なカナビス産業業者で構成されています。
ポジションペーパーと規制の提唱:
2022年5月、MAJICは、HHCHを含む合成化合物「ハイコンパウンド」の潜在的なリスクを警鐘するポジションペーパーを発表しました。この文書では、これらの合成化合物の予測不可能な性質と潜在的な健康リスクを理由に、規制を強く求め、公共の安全を最優先にするよう政府に対して迅速で断固とした行動を促しました。
HHCHに関する最近の事例について:
MAJICは、最近の日本で多発しているHHCHに関連する事例に深い懸念を表明します。摂取者が入院を余儀なくされる重篤な事例を引き起こす合成化合物「ハイコンパウンド」の潜在的な危険性について再認識すると共に、HHCHの即時規制を提唱します。
またCBDは、報道されている「大麻グミ」などに含まれる合成化合物(HHCH)とはまったく異なるものです。CBDは、精神作用はなく安全です。食品成分として政府により合法的に認められています。HHCHなどの未だ規制されていない成分、つまり準危険ドラック、将来的な指定薬物ではありません。
現在、戦後最大の大麻取締法改正案が審議されている最中であり、非常に重要な時期です。当協会がカナビス産業業界の将来のために、CBDが安全で健全なものであるという位置付けを確立すべく取組みを強化しているまさにこの時に、このような事例が頻発していることは非常に遺憾です。
加えて「大麻グミ」とCBD含有食品が誤ったイメージで混同される事態を強く憂慮しています。誤認されることのないよう、メディアにおかれましてもCBDと、HHCH等の未規制危険合成化合物とを明確に区別した上での、正確な報道を望みます。
MAJICの取り組み:
・基準と安全性: MAJICは、日本での合法なカナビス製品の安全で一貫した生産、マーケティング、流通のための業界基準の策定に焦点を当てています。
・カンナビノイド製品ラベル認証: MAJICマークは、CBDなどのカナビス商品を購入する消費者に商品における一貫した表示、透明性、信頼を提供するために作られました。
・政府との協力: MAJICは、日本政府および関連機関と協力して、業界自主規制の策定に貢献しています。
・教育と啓蒙: MAJICは、カナビスや麻に関する正確な情報の普及と責任ある消費の促進を目的として、セミナーやイベントを開催しています。
MAJICについて:
MAJIC(一般社団法人日本カナビス産業協会)は合法的なカナビス(産業用麻)を使用した製品の製造業者と販売業者のため、および日本のカナビス産業を倫理的に成長させるために日本で最初に設立された業界団体です。メンバーは、本会の使命に賛同する日本の合法的なカナビス産業業者(輸入業者、生産者、卸売業者、小売業者など)で構成されており、 カナビス産業における業界基準の策定、安全性の確保、コンプライアンスの徹底、透明性の確保、そして日本の人々と経済へ積極的な貢献をすることに焦点を当てています。MAJICマーク認証、政府関連機関との協力、セミナー、イベントなど様々な活動を通しカナビス産業全体に貢献しています。
本件に関する報道関係のお問い合わせ先
一般社団法人日本カナビス産業協会(MAJIC)事務局 担当:浅間
Email:info@majic.jp 090-3331-3955(担当者直通)